龍
十二支の生き物の中で唯一この世に存在しないだろう伝説上の生き物で、干支における龍は、信用と正義感の象徴である。
中国では遥か昔から権力の象徴とて言い伝えられていました。
西洋に伝わるドラゴンが持つ意味の一例としては、強さ、勇気、忍耐などが挙げられるそうです。
鳳凰
鳳凰(フェニックス)のデザインが持っている意味の1つとして、幸運の訪れ、慈悲、華麗などが挙げられます。
中国古来の言い伝えにおいて、四霊の一霊である鳳凰は5色で彩られる華やかな羽(赤・黒・白・黄・青)を持つと言われてて、地球上における南の方角
の守護とされ天下太平の象徴と言われています。
また、西洋のフェニックスのデザインが持つ意味の一例として再生・復活などが挙げられます。また、フェニックスの羽は、繁栄の象徴とされています。
麒麟
麒麟(キリン)は中国の神話に登場する伝説上の獣で、古来中国からの言い伝えで、四霊の一霊で、信義、知性、仁義、平和の象徴とされます。
虎
干支にある寅の特徴は決断力・才知の象徴とされいて、中国古来からの言い伝えにおいて、四神(東西南北を護る神)における虎(白虎)は西の方角を護る一神です。東は青竜・南は朱雀・北は玄武・が守るという言い伝えがあります。百獣の王と呼ばれるライオンは群れで行動するのに対し、虎は、単独で行動する習性があり、孤高の象徴のイメージがあります。また、その風貌から強さ・力・狂暴・勇敢の象徴のイメージもあります。
獅子(ライオン)
獅子のデザインが持つ意味として、賢明・権威・君主・支配・威厳・正義・狂暴・勇気などがあります。また、違う文学からの観点では、リーダーシップの象徴・名誉・君主・勇気・権力、占星術からの観点では、忠誠・熱烈・寛大・直感・支配の象徴の意味もあります。
その他ヒンドゥー教においてのライオンはビシュヌと言われる三大神のうちの一神のアバターと考えられて、仏教における獅子は多くの神社などでも拝見できます。そういうことから、神聖な象徴として捉えることもあります。
プルメリア
プルメリアのデザインが持つ意味の1つとして、生命・誕生などがありまます。花言葉は気品・恵み・情熱・内気な乙女などです。
桜
桜は一瞬にして散ってしまう花ですから人生のはかなさの象徴とされています。人生は、はかなく苦しいものと隣合わせであるという仏教の教えとこの桜は強い繋がりがあり結果や結末に執着しすぎるべきではない事・感情的になるべきではない事・それらの苦難は時が経てば解決するであろうという考えは非常に高貴なものであり、【細かい事をいちいち気にしてたら人生なんてすぐに終わってしまう】というような意味合いが込められてます。
牡丹
牡丹ボタンのデザインが持つ意味として、明るい未来・財運などがあります。花言葉は高貴・富貴などで、牡丹の花は百花の王とも呼ばれ、男気の象徴として言われる事もあります。
百合
百合のデザインが持つ意味として、清純・多産・希望・信頼・誕生などがあります。
百合の花はパッと見て6枚の花びらがあるようように見えますが、正しくは3枚の花びらと3枚のがくでできていて、その3枚の花びらを三位一体の象徴として、慈善・信頼・希望という3つの意味を示す事もあります。
また、百合は薔薇と同様に聖母マリア様と共にデザインされる事も多く、キリスト教の教えの意味合いがあり、茎は聖母マリア様の忠実な心の象徴・葉は聖母マリア様の謙虚さの象徴・花びらは聖母マリア様の清純さの象徴・香りは聖母マリア様の神性さの象徴という意味を持ち合わせています。
菊
菊のデザインが持つ意味として、喜び・長寿などがあります。
また、菊は家紋の図案として多くの種類が昔から存在します。中でも八重菊を図案化した十六八重表菊は皇室の紋章で、日本国パスポートの表紙にも菊の花の紋章がデザインされています。日本の刺青の図案では龍と共にデザインされる事が多い特徴があります。
薔薇
【赤い薔薇】は情熱的な愛・真実の愛の意味を持ち、また、犠牲の象徴としての意味も持っています。
【ピンクの薔薇】優しさ・癒やし・高潔・優雅などの意味があります。
【青い薔薇】幻想・奇跡などの意味がありす。
【黄色の薔薇】成熟した愛・幸福などの意味があります。
【オレンジの薔薇】人生における熱意や魅惑などの意味があります。
【紫の薔薇】魅力・一目惚れなどの意味があります。
薔薇のタトゥーはオールドスクールタトゥーとともに、チカーノでも古くから親しまれてきたデザインでもあります。薔薇は総合的にみて「愛」を意味するデザインとして有名ですが、黒色の薔薇は「死」を象徴するものとしても知られています。
蓮
蓮のデザインが持つ意味として、純潔・慈悲・忠実などがあります。また、色により違う意味をもつ場合もあります。
【青い蓮】知識・知恵の象徴。
【赤い蓮】心臓に関連付けされ、思いやり・愛の象徴。
【ピンクの蓮】最高位の蓮で仏の悟りの象徴。
樹木
樹木のデザインが持つ意味は、種類により違います。
【リンゴの樹】旧約聖書によればアダムとイブが食べたとされ、禁じられた果実がリンゴであったという言い伝えもありますがこれは定かではなく、リンゴの樹木が象徴する意味として誘惑・知識・二重人格・邪悪・学問・知識などがあります。
【トリネコの樹】北欧では冬の寒さでも枯れる事のないトルネコの樹をクリスマスツリーに使用し、トルネコの樹は生命のシンボルとした意味があったようです。
【ブナの樹】知識、幸運、忍耐を象徴する樹木。
【クルミの樹】インディアンの間では透明度を象徴する樹木。
【イチジクの樹】長寿を象徴する樹木。
【もみじの樹】調和・均衡を象徴する樹木。
【月桂樹】名誉・栄光を象徴する樹木。
【オークの樹】自由・勇気を象徴する樹木。
【樺の樹】再生・新たな始まり・浄化を象徴する樹木。
【ポプラの樹】悲嘆・死を象徴する樹木。
【柳の樹】癒やし・自由・失恋を象徴する樹木
数字
数字の1は主体性推進力・行動力・決断力・指導力・リーダー・全ての始まりなどがあります。
数字の2は包容力・優しさ・機転・均衡・平等・調和などがあります。
数字の3は楽観的・幸運・開拓・発展・社交的などがあります。
数字の4は公平・安定・保守的・堅実などがあります。
数字の5は忍耐力・自由・冒険・直感力・進歩・変化・行動力などがあります。
数字の6は奉仕・調和・愛情・家庭的などがあります。
数字の7は平和主義・分析力・楽観主義・知恵・知・勝利識・祝福・学問・分析力などが挙げられます。
数字の8はビジネスでの支配力・組織力・成功・富・存続・継続・野心などがあります。
数字の9は達成・完成・知力・満足・偉業・発明などがあります。
鯉
鯉の滝登りという言葉に代表されるように、激流にも負けず躍進して行く強い魚の象徴であり、目的を成し遂げる強さと勇気、忍耐力を備え持つシンボルの象徴とも言われています。
金魚
中国では古来から財運招来の縁起物として考えられているようで、特にデメキンは出目金とも捉えられて賭け事に強くなる為に彫る方も多いみたいです。
太陽
太陽のデザインが持つ意味のとして威厳・真実・権威・光・再生・知識などがあります。
古代文明においては、豊作・生命力などの象徴で、ネイティブ・アメリカンの間では太陽の光が病気や怪我を治癒する力があると信じられてきたようです。
また、ほかの信仰では太陽の持つ意味は再生・エネルギー・力の象徴で、ある国の文化では太陽は神聖なシンボルとして、太陽は太陽神として崇拝されていたそうです。
月
月のデザインの意味として、知恵・女性美の象徴・隠された能力・神秘的な力などがあります。神話の中で登場する多くの女神が月と共に描かれていることが多いです。
星
星のデザインが持つ意味として、希望・願いを叶えるなどがあります。北極星を目印に航海していた昔の時代の船乗りはノーティカルスターを彫る事で無事に家に帰れる御守という意味合いを持たせて彫っていたようです。
六芒星は相対するエネルギーの調和の意味を持つそうです。逆五芒星は悪魔(サタン)の象徴として見られることも少なくないみたいです。
馬
馬のデザインが持つ意味として、独立・高貴・事業運・財運・優雅・美しさ・知性・生命力・自由奔放な気質・さなどがあります。
日本では古くから神聖の象徴とされ、神社に馬を奉納する慣習があるところもありそれが今は姿を変え、願掛けとして有名な「絵馬」があるといわれています。干支における午(ウマ)は陽気さの象徴でもあるみたいです。
蹄鉄
蹄鉄は幸運を呼びこむと昔から言われており、玄関に飾れば魔除け、お店に飾れば人が集まり商売繁盛、馬は見事に障害物を避けて動きまわれるという事から交通安全のお守りというような意味合いも持っているそうです。
蠍(サソリ)
蠍(サソリ)のデザインが持つ意味として、力・攻撃性・復讐・エネルギー・戦士・戦略家・守護・神秘性・治癒・反逆・自己防衛などがあります。
蛇
蛇のデザインが持つ意味として、・無限・誕生・性・神秘・再生・変化・護衛などがあります。
蛇は昔から世界各地で信仰の対象とされていました。日本での蛇は、再生・神の象徴として昔から信仰されていました。日本の神話に登場してくる蛇と言えばヤマタノオロチが代表的で有名です。
また、干支における巳(ヘビ)の持つ意味としては、情熱・探究心の象徴であります。
インドの蛇の信仰は、ナーガと言われる蛇神で、生命力の象徴とされ、交尾を通して発生されるエネルギーが生命を創り出すともいわれています。
ギリシャ神話の蛇の信仰は、名医の神であるアスクレピオスの蛇の杖に代表され、医術・医療の象徴とされ世界保健機関WHOのシンボルとしてマークにもなっています。
蛙
蛙のデザインが持つ意味として、豊作・調和・生命・みだらさなどがあります。
カナダの方の先住民族、ファーストネイションズの間では、純真・幸福・伝達者・安定・の象徴としての意味のようです。日本では元の居場所に帰る(カエル)という事から、旅のお守りとしての意味を持ち「帰る」の語源とされていたそうです。
その他は(幸せをむかえる)・(福をむかえる)という意味を持ち幸運の象徴とも言われています。
蜥蜴(トカゲ)
蜥蜴(トカゲ)のデザインが持つ意味として、順応性・ずる賢さ・機敏・柔軟性・再生・永遠・トラブルや危険からの回避などがあります。
翼
翼のデザインが持つ意味として、平和・愛の象徴、また地上と天界を結びつけるものというような意味合いがあるようです。
羽
羽のデザインが持つ意味として、誕生・勇気・希望・幸運・真実・自由・機敏性・上昇・夢などがあります。
その他は、羽の種類によって意味が変わってくる場合もあります。
【フクロウの羽】ネイティブ・アメリカンの間では神秘・知恵の象徴とされ、悪魔的な魂を追い払ってくれるものだと信じられていたようです。
【孔雀の羽】キリスト教の教えでは復活・再生の象徴とされ、ヒンドゥー教の間では優しさ・思いやり・幸運の象徴とされ、ある国では平等な愛の象徴とも言われているようです。
【イーグルの羽】アメリカの国鳥でもあるイーグルは勇気・自由の意味の象徴とされているようです。
【フェニックスの羽】ギリシャ神話の言い伝えでは、永遠の命を約束するものの象徴と言われています。
銃
銃のデザインが持つ意味として、邪悪・名誉権威・権力・防衛・危険・復讐などがあります。
鍵
鍵のデザインが持つ意味として、変化・家の繁栄自由・永遠の愛・家族の健康などがあります。
王冠
王冠のデザインが持つ意味として、富・力気・高さ・権威の象徴というような意味合いがあります。
狼
オオカミのデザインが持つ意味として、献身的な愛情・家族・忠義・幸運・思いやりなどがあります。インディアンの間ではリーダーシップ・野生の象徴としての意味を持ちます。
梟(フクロウ)
梟のデザインが持つ意味として、知性・富・品格などがあります。インディアンの間では知恵・不正を見抜くものの象徴として捉えられていたそうです。
燕(ツバメ)
燕のデザインが持つ意味として、希望・自由・家族や友達に対する愛情・忠誠心などがあります。
昔の船乗り達の間では航海の経験を示すシンボルとして燕のタトゥーを入れる風習があったそうです。
昔の航海は、非常に危なかったため、無事に戻って来られるようにと祈りをこめて、まずは航海に出る前に1つの燕のタトゥーを彫り、無事に戻って来れたらもう1つの燕を彫るというような風習もあったそうです。
有刺鉄線
有刺鉄線のデザインが持つ意味として、イエス・キリスト・勝利・防御・力・権威・勇気・苦難・葛藤・強固などがあります。
合掌
合掌のデザインの歴史的な背景を辿るとそれはルネサンス期のドイツにルーツがあります。
1508年、アルブレヒト・デューラーというドイツで活躍していた画家が祈る手という作品を描き上げました。
そしてこの作品が完成した経緯には感動的な逸話が隠されており、その経緯こそがこのデザインが根強い人気を誇る大きな一因にもなっています。
別名:プレイングハンドは神に対する祈り・信仰を表現するタトゥーデザインとして親しまれているデザイン、肩に入れる者が多く、その人物の個性を表すようにロザリオや拳銃などが握られている場合もよくある。
ダイヤ
ダイヤのデザインが持つ意味として、純潔・永遠・無敵・強さ・忠実・愛などがあります。
クローバー
三つ葉のクローバーは幸せの象徴、四つ葉のクローバーは幸運の象徴と言われています。
ハート
ハートのデザインが持つ意味として、情熱や愛などががあります。
ハートと他の絵柄を組み合わせる事で違う意味を持つ場合もありますので、ここでいくつか紹介します。
【ハート+翼】自由や勇気の象徴としての意味があります。
【ハート+矢】矢だけではなく短剣などが刺さったデザインは、忘れられない恋の悲しみの象徴とされる場合もあります。
ドリームキャッチャー
ドリームキャッチャーは、悪い夢をキャッチすると言われているインディアンのお守りです。
知らない人が多いと思いますが、ドリームキャッチャーに使用される羽は男女で違うものを使用します。男には強さの象徴であるイーグルの羽、女には知性の象徴であるフクロウの羽を使う伝統があるそうです。
ハチドリ
ハチドリのデザインが持つ意味として、愛・美の象徴などがあります。
目
目のデザインが持つ意味として、先見の明・・明瞭・生命・知覚・魂などがあります。
タトゥーのデザインとして人気のあるホルスの目は古代エジプトのシンボルです。
ホルスとは天空・太陽の神として崇拝される男神で、遠い昔、王座をかけセトと争いを繰り返し、最後にホルスは勝利を収めた代償に左目を失う事となったという言い伝えがあります。
ホルスは左目に月の目を、右目に太陽の目を持っていたといわれており、失った目はある神により元に復元してもらえたという説からこのホルスの目は守りの象徴としての意味を持つようになったそうです。
その他に、第3の目としての意味を持たせることもあり、この第3の目とは直感、第6感のような現在の科学では証明されてないような神秘的・主義的な概念の意味を表します。
ヒンドゥー教の神として有名なシバ神は第3の目を額に持つ神として有名である。現在もヒンドゥー教の人々の間では女性が額にビンディーという魔除けの紅い印をつける習慣があります。
犬
犬のデザインが持つ意味として、強さ・信頼・護衛・忠誠・友情・知恵・勇気などがあります。
日本における犬の持つ意味は、1度の出産で多くの子を産むことから安産の象徴ともいわれ、干支における戌(イヌ)は勤勉・努力の象徴の意味もあります。
猫
猫のデザインが持つ意味として、知性・優雅・無関心・気品・美しさ・神秘的・自由・生命力・崇拝・孤独・利口さなどがあります。
日本では猫を神様として祀る神社があり、猫を信仰する文化は今もなお日本に強く根付いて存在しています。招き猫は養蚕に纏わる神様でこの養蚕にはネズミが天敵だったため、それを退治してくれる猫は豊穣の神様として崇められたそうです。
また、ベトナムでは干支の兎年の代わりに猫年が存在し、古代エジプトにおける猫は蛇を退治してくれる神として信仰されています。イタリアやアイルランドでの黒猫は不吉な象徴ですが、イングランドでの黒猫は漁師の守り神として信仰されていました。国や文化の違いで様々な解釈や信仰が存在します。
梵字
干支によってその守護梵字とご利益は異なり、神仏・菩薩様を文字で表わしたのが梵字になります。
守護梵字は全部で8種類、干支の数とは合わないですが、いくつかの守護梵字は1つの梵字が2つの干支の守護梵字になっています。
【キリーク】千手観音菩薩・子(ねずみ)年生まれ。
【タラーク】虚空蔵菩薩・丑(うし)寅(とら)年生まれ。
【マン】文殊菩薩・卯(うさぎ)年生まれ。
【アン】普賢菩薩・辰(たつ)巳(へび)年生まれ。
【サク】勢至菩薩・午(うま)年生まれ。
【バン】大日如来・未(ひつじ)申(さる)年生まれ。
【カーン】不動明王・酉(とり)年生まれ。
【キリーク】戌(いぬ)亥(いのしし)年生まれ。